株価 一時4万1100円台 / 取り引き時間中の史上最高値を更新(2024年7月)

2024年7月5日の東京株式市場と日経平均株価は一時、4万1100円台まで値上がりし、取り引き時間中としておよそ3か月ぶりに史上最高値を更新しました。

5日の東京株式市場では、前日にヨーロッパの主な株式市場で株価指数がそろって上昇したことを受けて、投資家の積極的な姿勢が強まり、取り引き開始直後に半導体関連などの銘柄に買い注文が集まりました。
日経平均株価は午前中、一時、4万1100円台まで値上がりし今年3月22日以来、およそ3か月ぶりに取り引き時間中の史上最高値を更新しました。

▽日経平均株価、5日の終値は4日の終値より1円28銭安い、4万912円37銭
▽東証株価指数=トピックスは14.29下がって、2884.18
▽一日の出来高は16億3561万株でした。

市場関係者は「円安基調が続いていることや、企業業績の先行きに対する投資家の期待の高まりがこのところの株価の上昇を支えている。一方、先週以降、日経平均株価は2300円あまり上昇しているため、いったん利益を確定させようという売り注文も出て、一日を通すと方向感のない展開だった」と話しています。

 

鈴木金融相「資産運用立国の取り組みを進めていきたい」

鈴木金融担当大臣は、5日の閣議のあとの記者会見で株価上昇の要因などについて問われたのに対して「株価は経済状況だけでなく個別の企業活動や先行きへの期待などさまざまな要因によって市場で決まるものであり、一概にその背景などについて答えるのは困難だ」と述べました。

そのうえで鈴木大臣は「国内外の資金を呼び込み、成長と分配の好循環を実現し、力強い日本経済の実現につなげていくことが重要だ。コーポレートガバナンス改革や『金融・資産運用特区』の推進など資産運用立国の取り組みをこれからも大いに進めていきたい。株価の水準に一喜一憂せず目の前の課題に着実に対応していきたい」と述べました。

 

引用元:https://moneyworld.jp/news/05_00127545_news

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ミスター 島岡