NISAを始めた方にこそ知ってほしい、株価の乱高下に動じないための備えとは

令和のブラックマンデーとも呼ばれるように、2024年8月の株価は大きく乱高下しました。しかし、長期運用に株価の変動はつきものですから、今後の心構えとして今回の出来事を学びに変えていきましょう。

 

長期投資では、株価の乱高下に対して「何もしない」も正解の1つ

2024年8月5日の日経平均は4451円安と、7月11日の最高値4万2224円から一気に25%も下落。翌6日には3217円戻し1営業日の下落額・上昇額として過去最大を記録しました。
ネット上では様々な情報が飛び交ったようですが、株価の乱高下に対して結局どうしてよいか分らず、オロオロしてしまい何もできなかったという方も少なくないそうです。

ただし株価が乱高下したとしても、長期投資で言えば「何もしない」も正解の一つと言えます。
私たちの開催するセミナーでもお伝えしていますが、毎月コツコツと長期的に積立をすることで、目先の乱高下に振り回されず資産を増やしていくことができます。
(20〜30年という時間と複利を併用することが要です)

もちろん、どんな投資信託の基準価格も株価が低迷すれば下落しないわけではないので、今回のように株価が一気に25%落ちたとしても、慌てずに毎月の積立を続けることをお勧めします。
詳細に興味をお持ち頂いた方は、是非セミナーにもご参加ください。

人気ファンドを買って終わりにしないことが大切

いずれにしても、盲目的に人気の投資信託を購入し続けるのではなく、折に触れ他ファンドとの違いを比較検証してみることは有効です。その中で改めて商品の優位性を見いだすことができれば、ご自身の選択にさらに自信が持てるようになり、多少の株価の変動にも動じる事無く長期投資が実現できるようになるでしょう。

投資は詳しくないので、とりあえず人気ファンドでNISAを始めましたという声もよく聞きます。投資デビューはそれで良いかもしれませんが、ご自身の選択を迷い無く継続できるように、折に触れ様々な角度から学びを深めていくことは重要かと考えます。

 

引用:MONEY PLUS
引用元:https://media.moneyforward.com/articles/9533

執筆者プロフィール

徳永 順子